そもそもアガリクスとは

アガリクスに含まれている有効成分と免疫力をアップさせる「β-グルカン」について、詳しく解説します。

神のキノコと呼ばれるアガリクス

アガリクスがキノコの一種というのはよく知られていますが、アガリクスという名のキノコではなく、ハラタケ科のキノコの総称をアガリクスと呼んでいます(実はマッシュルームもこの仲間なんですよ)。

アガリクスの画像もともとアガリクスは、ブラジル東南部のピエダーテ地方に自生するキノコで、生育には「日中の気温35℃」「夜間の気温が20~25℃」「スコールのような雨が定期的に降る」という条件が必要。人工での栽培が困難とされ「幻の茸」と呼ばれています。

最近ではアガリクスの持つ高い免疫促進効果が注目され、免疫力低下によって発症する癌や糖尿病などの生活習慣病に対する効果が期待されています。

また、アガリクスに多く含まれる成分β-グルカンは癌細胞の増殖を抑制したり、癌細胞を消滅させたりする効果が非常に高いと言われています。

アガリクスに含まれる成分

アガリクスには豊富な食物繊維が含まれています。

食物繊維は腸管内でコレステロールを吸着し、体内に吸収させずに排泄させるので、悪玉コレステロール(LDL)を減らし、肥満を改善する効果があります。

また、アガリクスには空腹時血糖値、糖化ヘモグロビン、インスリン抵抗性を改善する働きもあり、抗糖尿病効果も期待されています。

他にもビタミンB₂、マグネシウム、カリウムなど豊富に含まれるアガリクスですが、主要成分であるβ-グルカンがとても重要な働きをします。

注目!β-グルカンの力

ふつうのキノコ類には、β-グルカンなどの活性多糖は1~2種類しか含まれていませんが、アガリクスには6種類ものβ-グルカンが含まれています。

グルカンはブドウ糖が多数結合した物質の総称で、α型とβ型がありますが、健康維持に役立つとされているのがβ型(β-グルカン:別名グリコプロテイン)です。

ブドウ糖の結合のパターンによってβ-グルカンは細かく種類が分けられますが、β-1-3-Dグルカンが特に健康維持に有効とされ、体内に侵入した異物に攻撃を仕掛ける、マクロファージという細胞を活性化させることが分かっています。

人間の体に有効な働きがあると証明されているのは、β‐1-3グルカンとβ‐1-6グルカンの2種類で、まいたけや椎茸などにもβ‐1-3グルカンは多く含まれていますが、それだけを毎日取り続けるわけにもいかないので、サプリなど体に取り入れやすい形のもので摂ると効果的です。

またβ-グルカンが豊富に含まれているのは、ハウス栽培などで育てられたアガリクスより自然露地栽培で育ったアガリクスであることが証明されています。