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霊芝

万能薬と呼ばれている霊芝には、β-グルカンなどの栄養素が豊富に含まれており、免疫細胞の活性力アップに優れ、糖尿病や高血圧・高脂血症などの予防・改善に効果的です。そんな不老長寿の仙草として重宝されている霊芝の特徴や、その効果・効能について調べました。

霊芝の効果・効能

霊芝を体内に摂取すると免疫細胞が活性化され、がん細胞の活動を抑えるのに効果的です。

  霊芝の3つの効果 
  • 血糖値の改善
    霊芝に含まれる多糖体がインスリンの働きをして、血液中の血糖値を低下させる効果があります。
  • 高血圧・高脂血症の改善
    霊芝は神経や血管の状態を改善し、血流をサラサラに改善して、高血圧を引き起こす原因を除去する効果があります。また霊芝に含まれる多糖体がコレステロール排出を促し、血中コレステロールが正常化され、動脈硬化や高脂血症を予防、または改善する効能もあります。
  • 免疫力の向上
    霊芝に含にまれる成分がナチュラルキラー細胞(NK細胞)に働きかけて、ガン細胞やウイルス感染した細胞を発見すると、すかさず攻撃して拒絶させる効果があります。がん細胞などの悪性細胞と正常な細胞を識別する能力に優れており、悪性細胞だけを拒絶するのが特徴です。

霊芝の科学的データを紹介

  1. 慢性気管支炎患者の治療に投与したところ、60%から97.7%の症状回復率を示しました。 そのうち50%は完全に完治し、80%の患者には症状回復に有効的な結果が見られました。
  2. 1200人のアレルギーを持つ患者に霊芝を投与したところ、84%の患者が改善。その内の40%が完治しました。
  3. 同じく中国の研究機関により、霊芝の含有成分がマクロファージとリンパ球の一種であるT細胞の活性化を促し、免疫機能をアップさせることが明らかになりました。

高血圧患者81名を対象とした臨床試験で、服用後に約2週間で血圧降下の効果が現われ、約4週間で明確な結果が認められました。

血糖値抑制効果、抗腫瘍効果、抗酸化、放線防御効果、高血圧抑制、メラニン合成阻害効果、マクロファージ活性化などの効果が検証されました。その一方で「医学レベルでの臨床試験はまだ不十分だ」という意見も存在しています。

霊芝国際学会で発表された中国における霊芝の使用効果は、ガン細胞に対する抗腫瘍効果薬として有効率89%、膠原病90%、白血病84.6%、不整脈84.5%、高コレステロール血症86%、アトピー性皮膚炎71.9%など、非常に高い効果を示していることがわかりました。

重度の糖尿病患者8人を対象に、約2ヶ月間におよぶ臨床実験を行った結果、インスリン(100IU/mL×60)や血糖低下試薬(250mg/1日)よりも、霊芝の方が血糖値下降に効果的と発表されました。

霊芝とアガリクスの比較

霊芝とアガリクスにはどちらにも「β-グルカン」という免疫力を向上させがん細胞の働きを抑える効果を持つ有用成分が含まれています。抗がん効果をはじめとする健康効果は霊芝とアガリクスのどちらを摂取しても得られるといえそうです。

より効率的に免疫力を高められるのは、分子量の大きいβ-グルカンを持つアガリクス。免疫力向上という点においてはアガリクスの方に軍配が上がると言えます。厚生労働省の発表によると、アガリクスの方がより多くのがん患者から補完代替医療として用いられており、安心感という点でもアガリクスの方がおすすめできそうです。

アガリクスの癌に対する効果を詳しく知る

霊芝とは?

霊芝は昔から不死茸や幸茸、神芝などのおめでたい名前で呼ばれ、嫁入り道具のひとつとして娘に持たせるほどの貴重品でした。漢方古典『神農本草経』での記述では「神仙」と表現され、皇帝薬としても珍重されていたそうです。

霊芝はキノコの一種、数多くの種類が存在する

霊芝はキノコの一種で万年茸(マンネンタケ)とも呼ばれます。サルノコシカケと同一視されることもありますが、霊芝とサルノコシカケはまったく違う種類のキノコです。

霊芝は、さらに「赤芝(せきし)」「青芝(せいし)」「白芝(はくし)」「黒芝(こくし)」「黄芝(おうし)」「紫芝(しし)」「鹿角霊芝(ろっかくれいし)」などの種類に分けられます。一説には62種類もの霊芝があるのだとか。

一般に流通している霊芝のほとんどが赤芝か紫芝です。黒芝は霊芝のなかでも特に貴重なため、人気が高く効果があります。鹿角霊芝は、霊芝の傘部分が開かないよう、芽の状態を保って栽培したキノコ。芽の部分が広範囲に枝分かれし、まさに鹿の角のような形になっています。霊芝の種類によって摂取したときに得られる効果・効能が異なるので、購入する前に自分が欲しい効能がある霊芝はどれか、調べておきましょう。

色による霊芝の効果・効能の違い

代表的な霊芝として知られるのは「色」によって分けられた「赤芝(せきし)」「青芝(せいし)」「白芝(はくし)」「黒芝(こくし)」「黄芝(おうし)」「紫芝(しし)」の6種類。中国医学の考え方では、それぞれに異なる効果・効能があるのだそうです。

霊芝の製品を選ぶときのチェックポイント

霊芝やアガリクスの含有成分であるβグルカンは、どちらも自然界に豊富に存在する多糖類です。

βグルカンは、胃や腸など体内で吸収されにくいのですが、重要な免疫器官であるパイエル板に対し、腸を通過するときに刺激をして免疫力を上げてくれると言われています。この分子量が大きいβグルカンの方が、働きかける作用は大きいとも言われています。

大きいサイズのβグルカン

ベータグルカン図説

引用元:東栄新薬公式サイト(https://www.toeishinyaku.com/)

大きいサイズの「長鎖β-1.6含有β-1.3グルカン(β-1.6-グルカンと少数のβ-1.3グルカンが合体したもの)」を多く含むのは、自然露地栽培のアガリクスだと言われています。

免疫機能を向上させる目的で霊芝のようなグルカンの含まれた製品を求めている方は、免疫器官をより刺激しやすいと言われる分子量の大きなβグルカンを多く含む、自然露地栽培アガリクスを主原料としたものにも注目してみて下さい。

霊芝の摂取方法は?

霊芝の摂取法として最も一般的なのは煎じて飲む方法。固いコルク質の肉質であるため、キノコとしてそのまま食することはできません。刻んでお湯やお酒に浸すことで成分が抽出され、霊芝の持つ有効成分を取り入れられます。

最近では霊芝入りのコーヒーやココア、紅茶なども販売。苦みのある霊芝はお湯に浸して飲むよりも、ココアや紅茶のように甘みのあるものと一緒の方が飲みやすいという方もいるでしょう。

手軽に霊芝を摂取するならサプリメント

煎じたり煮だしたりする必要がなく、飲みたいときにいつでも飲めるのがいいですね。ただし、サプリメントに使われている霊芝の種類によっては高額の費用がかかってしまうので要注意。霊芝のなかでも特に栄養価の高い「鹿角霊芝(ろっかくれいし)」が使われているサプリは高額なものが多いようです。

霊芝の有用成分とは?

霊芝に特徴的な有用成分は「β-グルカン」や「ガノデリン酸」。

霊芝やアガリクスなどに含まれるβ-グルカンには免疫力を高めたりがん細胞の働きを抑制したりする効果があります。 霊芝に含まれるガノデリン酸は「トリテルペン」と呼ばれる物質。血流を良くし血圧を安定化させる効果があると言われます。

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