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正しく知って免疫力アップ!アガリクスの効果・効能講座 » アガリクスに期待できる効果・効能 » 免疫力がアップ

免疫力がアップ

実際に発表されているデータを元に、癌のメカニズム、アガリクスが与える抗癌剤の副作用軽減効果などについて解説します。

癌の原因の1つは「免疫力」の低下

私たちの体の細胞は、毎日、新陳代謝によって新しくコピーされた細胞と定期的に入れ替わっていますが、時々ミスコピーが起こります。普段は白血球の一種であるリンパ球が、このミスコピーされた細胞を退治してくれますが、免疫力が衰えていると、リンパ球がこの細胞を取り逃がしてしまい、ミスコピーされた細胞が分裂を繰り返して癌細胞に成長してしまうのです。

免疫力が下がっていると異物を攻撃できない

わかりやすい言い方をすれば癌細胞とは傷ついてしまったDNAのこと。免疫力が下がっていると通常であれば異物を排除するために起こる炎症が体に悪影響を及ぼしてしまい、癌細胞を増やしてしまう危険があります。

例えば、強いストレス状態にある場合。交感神経が緊張状態に変化してしまい、しばらくすると免疫のバランスが崩れて「顆粒球」という白血球が増加します。緊張状態の程度がさほど強くなければ問題ないのですが、強すぎると交感神経が制御不能となり自分自身の細胞を攻撃。DNAを傷つけ細胞の癌化を促進してしまいます。

免疫力をあげるには「腸管」に注目!

免疫機能を考えるうえで欠かせない組織となるのが腸管。人間の腸管には500種類以上、約100兆個の細菌が生息していて、ウイルスや病原菌を排除する機能が備わっています。その働きは絶大で、腸管は体内で最も大きな免疫器官だと言われ、免疫細胞の6~7割が腸に存在していると言われています。

「免疫細胞を活性化」するには「腸内環境」を整えることが重要

免疫学においても近年研究が進められていて、腸内細菌が腸管の免疫機能の向上や維持に影響していることがわかってきました。腸内細菌には善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類があって、健康な人だと善玉菌15%・悪玉菌10%・残り75%が日和見菌というバランスが保たれています。

しかし、何らかの原因でこのバランスが崩れると腸管免疫がうまく働かなくなってしまい免疫力が低下してしまうのです。逆に言えば腸内をキレイにし、細菌のバランスを整えておくことで体の免疫力は高まります。このように、腸は病原菌や癌細胞を見つけると攻撃して排除する働きを持ちながら、体にとって安全な食べ物や腸内細菌は排除しません。この高い識別能力も腸管免疫の特徴と言われています。

アガリクスは腸内環境を整える食物繊維が豊富!「腸管免疫」の機能を向上

アガリクスは体の免疫力を高める働きがあり、神のキノコと言われるほどで、癌を抑制する効果が期待できるのではないかと注目を集めているのです。まず、アガリクスには腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれているため、腸管免疫の機能を向上させるのに効果的です。その結果、それが全身の免疫機能を高めることにもつながります。それ以外にも研究データからアガリクスの効果が立証されています。

食物繊維「β-グルカン」に期待できる効果とは?

β-グルカンとはアガリクスの主成分となっている成分。キノコや酵母に多く含まれている多糖体で食物繊維の一種です。NK細胞の働きを活発にすることで免疫力を高める効果があり、キノコや酵母の細胞壁に存在するため摂取しても胃腸で消化・分解されず、腸内の免疫細胞に働きかけてくれます。

免疫力を高める

β-グルカンが持つ1番の効果は「免疫力の向上」。NK細胞だけでなく白血球のT細胞やB細胞を活性化させる働きを持ち、免疫力を高めてくれます。体外から入ってくるウイルスに対抗することができるので、風邪やインフルエンザ、生活習慣病の予防として最適。アレルギー症状の予防や改善効果も期待されています。

癌を抑制する

免疫力を強める作用は癌細胞の抑制にも効果的。腫瘍の発生を抑える働きが認められています。一般の抗癌剤は細胞に直接作用しますが、β-グルカンは体の免疫力を高めることで間接的に癌へ作用するもの。副作用の心配が少ないのが特徴です。

コレステロール値を下げる

β-グルカンは不溶性食物繊維の一種。不溶性食物繊維は水分を吸収して腸に残った余分なカスをからめとりながら体外へと排出されます。便秘に有効なだけでなく、粘り気が強くゆっくりと消化されるため血糖値が急激に上がるのを防いでくれるのが特徴。腸内のコレステロールも吸着してくれるため、体内コレステロールの増加を防ぐ効果を持ちます。

腸内環境を整える

水溶性食物繊維として腸内の不要物をからめとってくれる働きは腸内環境を整えるのにも最適。便秘の予防や改善効果が期待でき、腸内をキレイに掃除してくれます。

免疫力を高める

最近、ワクチンの効果を高める物質へのβ-グルカンの利用が開発され、T細胞やB細胞によって構成されているリンパ節の免疫機能を、強力に活性化させることがわかりました。

また、K3-SPGは接種後に速やかにリンパ節へと移行し、リンパ節表面の細胞に特異的に取り込まれたあとに、強力に免疫細胞を活性化していることが明らかとなりました。

出典:国立研究開発法人 科学技術振興機構『ワクチンの効果を高める新規免疫核酸医薬の開発に成功』

癌を抑制する

がん抑制効果については、「Th1」という体の免疫機能と、「Th2」というアレルギーを引き起こす免疫機能のバランスを取ることによって得られる効果です。がんの免疫機能を司っているのは、Th1という免疫機能の方です。β-グルカンはTh1免疫を上昇させる効果があるため、がんの予防にも効果的だとされています[3]。

コレステロール値を下げる

β-グルカンの効能について研究した結果を見ると、β-グルカンを多く含む食品を毎日摂取したところ、悪玉コレステロール値が下がったという報告があります。

50%大麦を配合したパック麦ご飯を主食として,1日に2パック,12週間毎日摂取する試験を行った(β-グルカン3.5g/パック)。その結果、血清総,LDL-コレステロール濃度が優位に低下した。

出典:日本食生活学会『(PDF)大麦β-グルカンの機能性について』

血液中の悪玉コレステロールが減少すれば、代わりに善玉コレステロールが増加し、動脈硬化を予防する結果に繋がります。

腸内環境を整える

食物繊維は腸の中を綺麗にするだけでなく、腸内にいる善玉菌の餌となるので、善玉菌の働きを活発にして増殖させます。

二つめは、オリゴ糖や食物繊維を摂取する方法です。これらの成分は野菜類・果物類・豆類などに多く含まれています。消化・吸収されることなく大腸まで達し、善玉菌の栄養源となって増殖を促します。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット『腸内細菌と健康』

餌を与えられた善玉菌は当然元気になり、悪玉菌を抑えて増殖しようとするため、腸内環境が改善されます。腸内環境を改善することは、腸管免疫の活性化にも有効です。

β-グルカンは体内の免疫機能にどう働く?

β-グルカンは「体内で敵(=異物)として認識される」という特徴があります。ではどのようにして体内の免疫力を向上させているのでしょうか?β-グルカンが体内で免疫機能を高めるまでのステップを説明していきます。

  1. まず、食事やサプリメントからアガリクスのβ-グルカンを摂取したとしましょう。
  2. β-グルカンは消化されずにお腹の中まで届きます。
  3. β-グルカンは本来無害な成分ですが、腸内の器官にとってはカビなどの外敵と変わりません。
  4. カビを食べてしまったと勘違いした器官が外敵や異物から体を守ろうとするため免疫機能が活発になります。

つまり、β-グルカンは腸内に吸収されることで体の機能を向上させるのではなく、腸内を異物として通過することで免疫機能を向上させているのです。ほかの成分とは少し変わった特徴を持っていると覚えておきましょう。

β-グルカンはそもそも、カビや植物、真菌類に含まれている物質であり、人間の体内には存在しないものなので、体が異物と判断してしまいます。

β結合でつながったβグルカンは真菌類や植物の細胞壁などに多く存在しますが、ヒトなどの哺乳類には存在しません。生体防御システムの1つである自然免疫では、パターン認識受容体が、βグルカンなどの異物を認識することから免疫応答が働き始めます。

出典:理化学研究所『真菌類などが持つ3重らせん型βグルカンを認識する仕組みを解明』

普段、体から「異物」だと判断されるものを口にすることはありません。そのようなところにβ-グルカンを摂取することで、なまっていた免疫システムが活性化されるのでしょう。

さらに、β-グルカンは、特に腸管免疫への作用が強いという報告もあります[1]。腸管免疫は、人間の体の中で最大の免疫システムなので、その部分に強い効果を発揮するβ-グルカンは、効率よく免疫力をアップさせられる成分です[2]。

アガリクス・キノコに含まれるβ-グルカンの含有量

キノコ類に多く含まれるβ-グルカンですが、その構造はキノコの種類によって異なります。それだけでなく、同じアガリクスであっても栽培方法によってβ-グルカンの含有量に大きな違いが出てくるのです。アガリクスの主な栽培方法にはビニールハウスや温室を利用して栽培する「ハウス栽培」、温室や温床といった特別な設備は使用せず露天の耕地で育てる「自然露地栽培」、キノコの菌糸体を機械で人工的に培養していく「菌糸体アガリクス」の3種類があります。

ハウス栽培と自然露地栽培ではβ-グルカン含有量は1.5倍の差

一般的なハウス栽培のβ-グルカン含有量がアガリクス100gあたり8.2gなのに対し、自然露地栽培は12.4g。なんと1.5倍もの差がうまれます。自然露地栽培はよく肥えた栄養価の高い土地があるブラジルでのみ栽培されていて、希少価値もあるため高価に取引されているのが特徴です。

βグルカンの構造や分子量について

β-グルカンはどんな構造?

アガリクスに含まれるβ-グルカンは、β(1-6)-D-グルカンとβ(1-3)-D-グルカンという分子が結合した形になっています。

β(1-6)-D-グルカンは高分子ですが特別な加工をしなくても体内に吸収されやすいのが特徴。効果については、これまで「機能的な働きを持たない」という説が有力でしたが、東京薬科大学免疫学教室と東栄新薬株式会社との共同研究によって、β(1-6)-D-グルカンにも何らかの役割があることが明らかにされました。

一方、β(1-3)-D-グルカンは免疫機能に高い効果を発揮すると言われています。体内に取り込まれると血液を介して全身の臓器へ到達。病原菌と戦う抗体を作る「ひ臓」や、代謝や解毒作用のある「肝臓」にとどまって免疫力を高める効果を発揮し続けてくれます。

β-グルカンの「分子量の大きさ」が違うと効果も違う

一般的な有効成分は成分が直接患部に作用することで効果を発揮しますが、β-グルカンは吸収されずに「異物」として腸内を通過することで免疫機能を高めてくれる成分です。腸内の免疫器官がβ-グルカンを敵として認識してくれないとその効果を正しく感じることができません。

もともとβ-グルカンは分子量が大きく、体内に吸収されにくい特徴を持っています。そのため人工的にサイズを小さくして吸収されやすいようにしている製品が開発されていますが、分子量が小さいと腸内器官が敵として判断しにくくなり、β-グルカンの作用が著しく減弱してしまうのです。この現象は1990年に東京薬科大学で行なわれた研究結果で発表されています。

アガリクスに含まれる「ビタミンD」も要注目!

β-グルカンに加え、ビタミンDも癌予防に注目されている成分の1つです。発表されている癌に関する論文の中で、血中のビタミンD濃度が低いと大腸癌・乳癌の発症率が2倍になることが報告されています。ほかの癌についてもビタミンDの血中濃度が低い人は発症率が75%高くなりました。

ビタミンDの働きは骨代謝や血中のカルシウムを調整するものが主ですが、ほかにも細胞の増殖や分裂を制御したり免疫機能を調節したりする役割があることがわかっています。ビタミンD受容体は小腸・骨・腎臓・甲状腺・免疫系細胞などほとんどの組織に発生するもの。癌細胞にも備わっていると考えられます。癌細胞にビタミンDが作用することで細胞の増殖が抑制され、癌の進行を抑えられると考えられています。アガリクスにはビタミンDも豊富に含まれているため、β-グルカンと合わせて摂取することで複合的な効果を得ることができるでしょう。

生エキス化されたアガリクスには要注意!?

市販されているアガリクス製品には乾燥させたアガリクスをそのまま製品化したものと、生のアガリクスから有効成分エキスを抽出したものがあります。どちらを選ぶか迷う人もいるかもしれませんが、エキスを抽出するよりも乾燥したアガリクスを摂取したほうがより効果的です。生エキスはデメリットが多いので、なるべく乾燥しているアガリクスを摂取するようにしましょう。

生エキスでは十分な有効成分が摂取できない

乾燥したアガリクスより生エキスが劣る理由は、2001年に東京薬科大学から発表された論文の中で記載されている実験の結果から把握することができます。実験内容は乾燥アガリクスを25g用意し、水を加えてエキスを抽出していくというもの。はじめに乾燥アガリクスへ水を加えて2時間煮出す作業を3回ほど繰り返す実験を行ないましたが、抽出できた有効成分は全体の34.5%(約3分の1)程度でした。

その後、さらに化学処理を加えて抽出した場合でも得られたのは全体の24.4%。全部合わせても半分の50.4%で、残りの49.6%は抽出できずに残ってしまったのです。この結果から、生エキスでは本来アガリクスに含まれている半分の有効成分しか得られないと考えられます。

産地で変わるアガリクスの含有成分を調査

アガリクスの産地は主に3ヶ所。「日本」「ブラジル」「中国」です。産地の土地の状態が影響し、それぞれ特徴が異なります。

日本産

日本産のお米や野菜と同じように、日本産のアガリクスも品質が良く安心して摂取することができると言われています。日本での栽培方法は主にハウス栽培。問題点としては、狭い農地で繰り返し栽培しているため、だんだん土地が痩せてしまい栄養価が下がっていることがあげられています。

ブラジル産

南米の大自然アマゾンに代表されるよう、ブラジルは土地が非常に肥えているのが特徴。自然露地栽培を行なえるのもブラジルならではでしょう。ビタミンやミネラルの含有量が高く、ハウス栽培の5倍以上もの大きさを持つキングアガリクスが収穫できるのが魅力です。

中国産

中国産のアガリクスは注意が必要。急速に近代化が進んでいる中国では、PM2.5による大気汚染や工場排水による水質汚染、土壌の汚染が問題になっています。汚染物質が含まれたアガリクスを摂取してしまうと人体に悪影響を及ぼしてしまう可能性も。また中国では乾燥キノコを輸出する際、カビの繁殖を抑えるために大量のホルマリンを使用するケースが多くこれも危険。中国産アガリクスで「肝機能障害」を引き起こしたという報告もあがっています。

日本産VSブラジル産!どっちがいいの?

日本産アガリクスとブラジル産アガリクスはどちらも安全性の高いアガリクスとして知られています。実際に、日本でハウス栽培されたものとブラジルで自然露地栽培されたものはどれほど違うのでしょうか?比較してみました。

栄養素の比較 日本産 ブラジル産
カルシウム 1.6mg 42.5mg
7.76mg 11mg
葉酸 210μg 180μg
ビタミンD 0.9μg 30.7μg
ビタミンB1 0.52mg 0.79mg
1.65mg 16.5mg
セレン 24μg 51μg
アミノ酸 25.04g 26.11g

土壌の質が良い「ブラジル産」のほうが高い有効成分を含有

ブラジル産アガリクスは日本産に比べ全体的に栄養素が高く、カルシウムは約26倍、銅は約10倍、ビタミンDは約34倍の量が含まれています。日本だと狭い農地で繰り返し栽培することになりますが、ブラジルでは広い土地があるため1つの農地の収穫は10年に1度。10年の間、エネルギーをたっぷりと吸収させています。日本人に不足しがちなミネラルが豊富に含まれているので、癌への効果だけでなく体の健康維持に最適ですよ。

アガリクスが自生するのに適している気候は、高湿度で気温20~25度。一年中暖かく雨量が十分にあることが条件になります。ブラジルの気候はそれらを兼ね備えており、アガリクスを栽培するのにピッタリ。温室ではなく太陽の光を浴びて育ったアガリクスは、ほかと比べ物にならないくらい大きく成長します。摂取するアガリクスを選ぶなら、含有する栄養素が多いブラジル産をチェックしてみると良いかもしれません。

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研究データが実証!アガリクスの癌への効果

1980年に三重大学医学部の伊藤均らがヒメマツタケ(アガリクス)の抗腫瘍活性を報告して以来、抗癌効果に期待が集まって以来、研究が進み、アガリクスの免疫細胞を活性化させる力は、ホクト株式会社と信州大学医学部の共同研究によるマウスの実験によって証明されています。

腫瘍移植マウスへの生アガリクス投与による比較実験

癌細胞を移植してから13日目ではすべてのマウスに癌細胞の増殖が見られたものの、21日目に観察したときには生アガリクスを投与したマウスのほうが癌細胞の増殖を抑えられていたり、癌が消失していたりすることがわかっています。さらに研究の結果アガリクスエキスの成分が直接、癌細胞を死滅させたわけではなく、成分の効果で免疫力が高まったことにより癌の増殖が抑えられたことがわかりました。この実験によりアガリクスに免疫細胞を活性化させる力があることが証明されたのです。

βグルカン移植実験

この実験では通常癌が増殖するときに見られる新しい血管の形成が抑制されていることもわかりました。血管形成を抑制することで癌に送られる栄養を遮断し、癌の増殖を抑えているのです。これは増殖のスピードが非常に速くて治療が難しい腹水癌の場合にも認められていて、実験したマウス32匹中19匹の癌細胞が消失しました。βグルカンを投与しなかったマウスに比べ、生存率は約2倍になったそうです。※「β-(1-3)-グルカン」とは…アガリクスに含まれていて、グルコース(ブドウ糖)を主とした成分のことです。

アガリクスと抗癌剤を同時に投与した実験

肺癌転移の抑制が確認されています。ほかの癌についても抗癌剤単独投与・アガリクス単独投与・抗癌剤とアガリクスの併用投与を行ない比較してみたところ、併用投与のグループで抗癌剤の効果が最も高くなったという結果が得られました。抗癌剤や放射線治療によって引き起こされる免疫力の低下や細網内皮系機能(さいもうないひけい)の低下を防止することもわかっています。※細網内皮系機能とは…古い赤血球や病原菌を消化する、体がもともと持っている防御機能のことです。

ヒトへの効果や安全性は?

マウスに対する実験のほか、ヒトに対して行なわれたアガリクスの研究結果も報告されています。

癌患者を対象に行なったアガリクスの効果を図る臨床試験

その結果、アガリクスを摂取していた患者には癌細胞を破壊してくれるNK細胞の活性化や、食欲不振・脱毛・脱力感といった抗癌剤の副作用が軽減される効果が見られました。今後同様の結果がほかの種類の癌でも得られるかどうか、試験を実施していくようです。

参照元:厚生労働省がん研究助成金「がんの代替療法の科学的検証と臨床応用に関する研究」班、監修:日本補完代替医療学会(http://www.jcam-net.jp/topics/data/cam_guide.pdf)

アガリクスの健康被害・副作用についての報告

アガリクスの健康被害・副作用についても報告されていて、深刻な肝機能障害を起こしたケースがあります。いずれも癌患者で、抗癌剤の治療中・治療終了後に肝臓機能の異常が発見されました。ただ、すべてのアガリクスが危険というわけではありません。気をつけなければならないのは、安全な製品の中に健康被害を起こす恐れのある製品が紛れこんでいるということです。厚生労働省ではアガリクスをはじめとする健康食品全般の安全性ガイドライン作成が進められていますが、摂取する製品の安全性の高さをしっかり確認する必要があるでしょう。

アガリクスの肝機能障害については、2001年に3件の報告がなされています。いずれもがんを発症していた女性患者のケースで、食品安全委員会によると、アガリクスの副作用による症状だと考えられています。

この患者は、化学療法の際にアガリクスを含む製品を摂取していることが判明したため、摂取を控えるよう指導すると肝機能は回復したが、その後原病により死亡した。

肝機能及び血液凝固に関わる検査項目の上昇が認められたが、原因となるような薬剤、ウイルス感染及びアルコール摂取は認められず、また乳ガンの再発もなかったが、入院の数日前よりアガリクスを含む製品を摂取し始めていた。

B 型肝炎ウイルスの DNA ポリメラーゼ検査の結果、ウイルスの増殖が確認された。患者からは入院の数日前よりアガリクスを含む食品を摂取していたこと及びその他の薬剤は摂取していないことが明らかにされた。

出典:食品安全委員会新開発食品専門調査会『(PDF)新開発食品評価書 アガリクスを含む製品』

アガリクスを利用している患者のアンケート結果

アガリクスをすでに利用している800名の患者へアンケートを実施し、使用感についてのアンケートをとった結果が報告されています。回答を見ると特定の症状が軽減するというより、精神的および身体的な健康を促進する薬として有益性を感じている人が多く見られました。

【参考URL】

参考[1]:一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会『(PDF)腸管免疫に対する β グルカン及び乳酸菌の効果』

参考[2]:一般社団法人 日本内科学会『(PDF)腸管免疫と腸内細菌の密接な関わり合い』

参考[3]:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター『(PDF)加齢に伴う免疫力低下とβ-グルカンの是非』

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