心臓・肝臓などの保護作用

実際に発表されているデータを元に、心臓・肝臓などの保護作用について解説します。

アガリクスの臓器への効能

アガリクスには、心臓・肝臓などの保護作用があることが証明されています。以下に詳しく説明します。

心臓への効果

東京大学で行われた研究で、「自律神経に働き、血圧、心拍数を調整する作用」、「心臓などの臓器の保護作用」、「中性脂肪を下げ、体重増加抑制する作用」というアガリクスの効果が明らかになりました。

これは自然露地栽培で収穫されたアガリクスは、心拍数や心筋梗塞の指標「クレアチンキナーゼ」の上昇を抑制するだけでなく、肥満防止にも効果があることが動物実験で実証されたもの。

自然露地栽培アガリクスの心拍数・血圧を整える働きによって、心臓への負担を減らすことができ、免疫活性だけでなく、心臓の保護さらに細胞の代謝活動の活性化、自律神経の調整、脂肪燃焼にも有効であることが証明されました。

その成果は米国科学誌【Journal of Medicinal Food】の電子版に論文掲載されています(Journal of Medicinal Food. 2014 Jan 16. 『Agaricus brasiliensis KA21 Improves Circulatory Functions in Spontaneously Hypertensive Rats』 『KA21アガリクスの高血圧自然発症ラットに対する循環機能の改善作用』)。

肝臓への効果

肝臓の病気の一種である肝炎は、お酒の飲みすぎや不規則な食生活が原因だと思われていますが、これは間違い。実はウィルスが原因で起きる病気なのです。

肝炎ウイルスが体内に入り込んでも肝臓を直接攻撃することはなく、すぐに肝炎が発症するわけではありません。

肝炎は、この体内に侵入したウィルスを排除しようとする免疫機能によって引き起こされます。

免疫機能はウィルスを攻撃する時に肝臓の細胞まで一緒に攻撃してしまいます。そのため肝臓が炎症を起こして肝炎が発症するのです。

アガリクスは肝炎の予防にも高い効果があることが臨床的に実証されていますが、これはβ-グルカンやヘテログルカンというアガリクスに含まれてい るタンパク複合体が、免疫細胞からタンパク質サイトカイン分泌を促したり、インターフェロンを活性化させる効果があるからなのです。

このインターフェロンはウィルスなどに感染した際に体を守るタンパク質で、肝臓の細胞を壊さずに、ウイルスを攻撃することができます。

また最近の学会で、アガリクスの栽培方法の違いによる肝臓の保護作用について発表されました。

それによると、ハウス栽培に比べて露地栽培アガリクスの抗酸化活性は高く、肝保護作用(炎症抑制効果)も強力であることが明らかになったそうです。